【在庫品】シトカスプルス 建具向 柾目板の案内

2021.07.26

7月に名古屋港にスプルスの原木が入ってきましたが、シトカスプルスはもう入ってきてません。

芯目が粗いものもあったり、節が多く見受けられるので、選別の難易度も高い気がします。

シトカスプルスを柾挽きしています。建具向け。
シトカスプルス柾挽きの様子

そんな中で今回ご案内するのは、4月入港分のシトカスプルスの柾目挽きです。

まだありましたシトカスプルス。というよりは、まだ製材していなかったシトカスプルスというところ。

長さ10mだったので、3mを2本・4mを1本に切り分けて製材しました。

径は80cm以上あるため幅広材も多く、目が細かい色白の建具材が無事とれました。

しかし、同等品を今後出せるかが難しくなりそうです。

だからこそ、外材の入荷が激減する中でいい内容のスプルスが確保できて一安心です。

これで内容が悪かったら目も当てられません。本当に。

建具向 シトカスプルス
割と多い幅広・色白・無節の柾板。上出来です。

去年から国産材の柾挽きに力を入れてます。

スプルスから国産材に切り替えたいという声をよく聞くようになりました。

弊社は吉野産の杉(柾目)を在庫しておりましたが、桧と地杉の取り扱い量を増やしております。

今月杉と桧(2mと短いものですが)を製材予定ですので、またご報告します。